apacheのlogrotate

apacheのログをrotateさせる場合、切り替えのタイミングで再起動する必要があります。/etc/logrotate.d/の下にファイルを作るのだけど、RPMからのインストールや参考書には下のように書かれています。
postrotate
/bin/kill -HUP `cat /usr/local/apache/logs/httpd.pid 2> /dev/null` 2> /dev/null || true
endscript
プロセスにHUPを送ると再起動されるので正しいですが、これだと接続中のプロセスが強制終了されます。一瞬のことなので問題ないけれど、大量のアクセスを捌くサイトや時間のかかるリクエストを処理している場合は面白くありません。
こういう時は-HUPの代わりに-SIGUSR1を送るとプロセスの終了を待って再起動するので安全です。
/bin/kill -SIGUSR1 `cat /usr/local/apache/logs/httpd.pid 2> /dev/null` 2> /dev/null || true
ただし、ログを切り替えてからプロセスの終了を待つ間のログは消失してしまいます。通常は数秒の出来事ですが、それは誰にも判断出来ません。